簡単、野菜レシピ！ほのぼの野菜便りvol.1
秋茄子
『秋茄子は嫁に食わすな』と言われるように、こんなに美味しい茄子を嫁に食べさせるのはもったいないという説と秋茄子は体を冷やすから大事な嫁には食べさせるなという説があります。どちらにしろ秋茄子は特に甘味が増して美味しいですよね！
家庭菜園でも秋茄子を栽培することが出来ます。７月下旬から８月上旬に株を１/２から１/３にしっかり切り戻すと新芽が伸び８月下旬頃から秋茄子が実り始めます。その際には根切りをして新しい根を吹き出させ、追肥もしっかりやってくださいね。
茄子は水で作るとも言いますので、しっかり灌水、そして害虫やダニにも弱いので、いらない葉は落として風通しのよい陽のよく当たる環境を作りましょう。 下関では『吉田なす』が有名で、ここの茄子を食べると他のなすは食べられないと言われるほど柔らかく美味しい茄子で自由市場でも予約をされるほどの人気野菜です。
「秋茄子のあっさり佃煮」
- 材料
- 茄子 ２本（約２５０ｇ）
椎茸 ４～５個
（石づきを取った状態で約８０ｇ）
干しえび ３０ｇ
昆布 ３ｘ２０ｃｍ（１枚）
生姜 少量（細切り）
☆調味料
塩麹 小さじ1
柚子こしょう 小さじ1/2～1
（お好みで増やしてピリッと辛く！）
しょうゆ 小さじ2
さとう 大さじ1/2
みりん 大さじ1
酒 大さじ３
食用油 適宜
乾燥タカノツメ（輪切り）お好みで
- 作り方
- 茄子を半月切り（５ｍｍくらい）にし軽く水にさらしアクをとる
- 椎茸も茄子と同じ厚さに薄切り。
- 茄子と椎茸を油のひいた鍋に入れ、鍋を振りながら少ししんなりするまで火を通す。
- しんなりしたら☆調味料を合わせたものと昆布と生姜を入れ弱火～中火でことこと煮る
- 昆布がふやけてきたら、鍋からあげ細切りにして鍋に戻す。
- 水分が少なくなるまで焦げ付かないように弱火で煮詰める。
- 水分が粗方飛んだら出来上がり。
※醤油が少なめで、茄子のアクも取っているので、真っ黒にならず茄子本来の色が活き、柚子こしょうがピリッと効いたあっさり佃煮です。
主な栄養素と効能
皮の紫色の色素ナスニンに強い抗酸化作用のポリフェノールが含まれています。また体を冷やす効果もあり、残暑厳しい秋にはもってこいの野菜です。茄子は肉料理に合いご飯もすすみます。食欲減退気味な時期には食欲増進にも繋がりますね。
